7ちゃんねるーふみねぇ支店

アラサーニートのよしなしごと

呟き157:「ラブライブは遊びじゃない!」

 

アニメ『ラブライブサンシャイン』に登場するライバル役・鹿角理亞のセリフです。

傍目から見ていて、セイントスノーって結構人気あるイメージなんですけど、私は、非常に個人的な見解なんですけど、特に理亞に対して共感性羞恥を感じるので、苦手なキャラだったりします。

挨拶が遅れましたね、あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

で、何かに一生懸命取り組むって、大事ですよね。

 

 

nakahara-nanase.hateblo.jp

 

この記事でも似たようなことを書いた記憶があるが、傍目から見たら「そんなこと真剣に考えているの?」ってことを真剣に考えてコツコツやり続けられる人が大成するんだと思う。まあ、基本的には「その分野」でと前置きがつくけれど。

「その分野」がニッチであればあるほど、一歩界隈の外に出てしまえば「誰それ」と冷たい目を向けられるのが関の山です。そこそこ人気のユーチューバーですら、Yahoo!ニュースに取り上げられたときにコメント欄で「だれこいつ」と冷笑されたりするんです。(ヤフコメってテレビに出てる芸能人以外の知名度低いけど)

 

一生懸命に何かに取り組む姿勢は、尊いと思います。

でも界隈には外がある、って意識はどの界隈に居ても決して忘れてはいけないと思うんですよね。

 

そして、その想いと努力の結晶みたいな「本」を片っ端から読むような生活をしています。

 

理想を叶えるために、やらなければいけないことはたくさんある。

知らなければいけないこともたくさんある。

 

今、この生活を、取ろうとしている資格を、無駄だとまでは思わない。もっと知りたいと思うから何十冊もの本を片っ端から読んでいる。

とりあえず、前の業界の勉強よりは、少なくとも真面目に取り組んでいると言えるでしょう、さすがに。

 

けれど、知れば知るほど思うのです。

いつか遠い未来でも、何それ、と冷笑する外部の人を見返すことができるくらい、この図書館という業界に希望はあるのだろうか、と。

 

どんなに理想論を語ったところで職員はせいぜい非正規か非正規の常勤

資格持ちだけど資格に価値がなくて、給料はどこも最低賃金

なのに「職務経験」を求めてきたり、語学力求めてきたり、800字とかそこそこの分量の作文を求めてきたりする。多分資格持ちの人材なんて濡れ手に粟なんだろう。

 

どんなに理想や御託を並べても、結局パートに、常勤に、何が言えるんだろう。

指定管理者制度というものがありまして「県立」とか「区立」とかそういう官立の施設みたいな顔をしていても運営が民間、というのが増えてきた。最近有名になったのだと、ツタヤ図書館みたいなアレ。

ときどき、「図書館は土日も開館しているし、開館時間も長いけれど職員の働き方はどうなっているんですか」というような質問をするバカがいるが、カウンターに座っているのじゃ大体外注のバイトなので関係ないです。

「ほいじゃ司書になるなら民間で委託を請け負っている会社に勤めたほうが近道なのでは」と思うじゃない、月給目安は新卒並み、パートなら最低賃金。話にならん。むしろ、日図協のHPなんかでちまちま非正規の求人探して働いているほうがいっそラクに同じくらい稼げるのでは、って感じだ。

 

一昔前はどうだったのか、というと、別に「地方公共団体の一施設」に過ぎないから、資格があろうがなかろうが、地方公務員として採用されて、数年おきに飛ばされるかも~~みたいな感じだったらしい。恐らく。というか「中小レポート」の時代に既に「現場は非正規で成り立っていて、非正規は低賃金だ」みたいな話をしている。60年近くたって何も変わっていない。

 

何が言いたいのかと言うと

正直、この業界に選択肢なんて初めからあってないようなものなんだと思う。ひとりよがりの専門性なんて犬も食わないのだろう。

それなのに選択肢が広がっているような顔をして、可能性があるような顔をして、できもしない夢物語を繰り広げて、なんかそれって、意味があるんですか。