紅はるかを知っていますか。
紅はるかは、植物学ではさつまいもと呼ばれますが、さつまいもという名はなんだかあの甘い幸せな味をあらわさないように思います。
という、誰にも通じない小ボケ(宮沢賢治の『おきなぐさ』のパロディでした)はさておき、
紅はるかの焼き芋がとてもとてもおいしいと言う話をします。
それまで芋に有り難みを感じたことがありませんでした。
芋なんて、アルミ箔で包んで石油ストーブの上で焼くか、茹でるかの2択しかなく、それって言うほど美味しくはないんですよ。
さくらももこも言っている、「フライパンで焼いただけの芋なんて美味しいものではない」と
最近、紅はるかの焼き芋を食べる機会があった。
これが、信じられないくらい美味しかったのだ。
そこで勘違いした。
今まで触れてこなかったけれど、石焼き芋ってもしかしておいしいのでは
という訳で石焼き芋を実際に買って食べた記録
レベル1 ファミマの石焼き芋230円
初めて石焼き芋というものをお金を出して買ってみた。電気式の焼き芋機だが、中には石が入っており、ちゃんと「石焼き芋」ではある
ずっしり大きくてお腹いっぱいになりそうな気がする
味は、フライパンよりマシというくらい
レベル2 屋台の石焼き芋300円
「石焼〜き芋〜」の声が聞こえてきたので買ってしまった。車の後ろに炭火コンロが付いている本格派だ。
「蜜がとろとろしてるのをあげるね」
と言われて期待大
味は、ファミマのよりはおいしかった
レベル3 キッチンカーの安納芋765円
昔、甘くておいしい芋といえば安納芋だった。期待に胸を膨らませて買う。
確かに蜜が凄くて歯を立たないでも食べられる。ねっとりとしたクリームにかぶりついているみたいだ
はい。
結論を言うと
おいしいのは石焼き芋ではなく、紅はるかでした。