男性のスーツ姿が好きだ。
男性には悪名高いネクタイだが、クールビズが終わってみんな一斉にネクタイを締めている姿を見るのが毎年楽しみだったりした。
ちょっと冴えないおじさんでも、スーツ姿だと3割増しくらいに見える。
まあ、スーツ姿でも気崩していると結構ださいのだが、そもそもそういう人の私服は目も当てられないレベルだったりするので、やっぱりスーツは男性をかっこよく見せる効果があるんじゃないかと思っている。
以前書いたこの記事で「イケメンは苦手」という話をした。
ただ、この美意識というものを完全に無にしているタイプの人間は、本当に信じられないほど美意識を意識の外に追いやっている人間も一定数いたりする。
端的に言うと、ファッション感覚が中学生で止まっていたりとか。
あの、ラグランのロンTとか、本当にやめたほうがいいと思うの。本当に。
美をないがしろにする感覚は決してわからないでもない。
現に、自分は現在美を犠牲にして生きているし、それだけ打ち込めることがあるのは素敵だと思う。
が、それでも限度というものはあるだろうさ。
じゃあどういう服装だったら満足なんだよ、という話になるが、個人的には比較的堅めの服装が好みだ。シンプルで品のいいカラーシャツとか、おしゃれなポロシャツとか。まあ自分の周りではあまり見たことがないんですけど。
私という人間の、野性的な勘による好みは、一から十までつまびらかに説明できるものではないので、無難に「いいな」と思うのはやっぱりスーツを着ているときだと思う。
それで、定時後やお酒の席になったときに、おもむろにネクタイを外してボタンを開けるのがまたおいしい。
まあ、困ったらスーツ着ればいいんじゃないですかね。
ネクタイしていればドレスコードで弾かれることもないもんね。
まあ、半年美意識をどぶに捨てていた自分が言えた話ではないんですが。