7ちゃんねるーふみねぇ支店

アラサーニートのよしなしごと

呟き112:【渡仏編】フランスに行った話

 

さて、長時間フライトを終えてシャルル・ド・ゴール空港に降り立つ。入国審査の列では日本語のアナウンスもある。親切ね。どこでも、と言う訳ではないが、日本語のアナウンスが聞こえる場所は時々あった。

 

さて、私の語学力だが、英語は小学生の頃から公文をやっており、耳で聞き、話すことで身に付けたので、海外旅行で困らない程度には英文が読めるし、受け答えや会話ができる。TOEICだの英検だのは高望みして爆死というのを繰り返しているので、正直数値化してどれくらいなのかはよくわからない。英検2級くらいだろうか。準1は最近2連続一次落ちだ。

対するフランス語は、初期文法を覚えることで詰め込んだので、圧倒的に聞く、話すという訓練が足りていなかった。というか、普通に語彙もなかったので、一応勉強1年で、初心者に毛が生えたレベルだったのだ。

 

留学はホームステイだったのだが、運がいいのか悪いのか、ホストマザーは英語が堪能だった。

コミュニケーション、というのはある程度瞬発力が大事なので、つい意思の疎通がしやすい英語で話すことが多かった。その方が齟齬が少ない、というよりもフランス語では伝える術がほとんど無かったのだ。

フランス語ができないので、下から2番目のクラスに入ったのだが、これもやや不味かった。

行ってから気づいたのだが、「フランス語学校」にフランス人などいるはずがなく、みんな世界各国から集まった「外国人」だった。そんな人たちがどうやってクラスメイトと意思の疎通を図るかというと「英語」なのだ。

よく担任のオフィリに「英語を喋らないの!」と叱られた。

 

わざわざフランスに来て、上達するのは英語ばかり、と思うとものすごく情けない気分になったし、日本で勉強してこなかったことを激しく後悔した。

 

よく「留学先で日本人とつるむな」というのがあるけれど、じきにそれが大して意味の無いことに気づいた。クラスの友達と過ごすようにしたとて、フランス語が上達する訳ではないのだ。

という訳で、留学中は日本人の友達もいたし、クラスの人たちともよく話した。

留学先でできた日本人の友達は、その後連絡を取ったりとか遊んだり、ということは無いのだけれど、クラスの人たちはFB及びインスタで繋がっており、みんな今も元気そうだ。

殆ど母国語(中南米の人が多かったのでスペイン語とかポルトガル語なんだと思う)で書かれていて、意味はわからないのだが、時々不意に日本に関連する投稿があって、面白いなと思っている。