7ちゃんねるーふみねぇ支店

アラサーニートのよしなしごと

呟き116:無職69日目

朝、9時からハロワに行く。

本当なら、試験に備えてオンライン面接にするつもりだったけれど、無意味だから対面にした。

どうせこれからの試験もうまくいかないのなら、行きたいところの非正規になってぬるぬる勉強を続けようと思ったのだ。

明日、合格発表がある試験も、結果は絶望的だろう。

一日の大半を、くだらない2chのまとめを見て無駄にした。

帰るのは、なんとなくいつもと同じ深夜だ。

 

最寄駅に降り立ち、ふと松のやに行きたくなった。

 

松のやのいいところは、味噌カツがリーズナブルに食べられるところだ。

ソースカツの文化で育ってきたはずなのに、カツに一番合う調味料は味噌だと思う。

 

が、いつも味噌カツばかり食べているので、ささみカツのおろしにした。期間限定で1本増量中らしい。

調子に乗ってこんな食生活をしているとあっという間に太るのだが、たまにはいいでしょう。

最近の生活が、ふわふわと落ち着かないのだ。

 

朝、目覚めたら10時過ぎだった。

無職とはいえ、全く舐めた生活を送っている。

半ば微睡の中でぼうっとしていたら、インターホンが鳴った。

 

普段あまり通販でものを買わないので、やってくるのは電気かマンションの勧誘くらいだ。

うるさいな、と思いながら出るとドアホンごしに「速達でーす」と言われた。

手渡された葉書一枚、差出人は某受験先。

望み薄だと思っていたので、「不合格でも葉書を送ってくるなんて、けったいなところだな」くらいに思って中を見た

 

受かっていた。

 

こんなことって、あるだろうか。

どう考えてもその試験は出来が悪かった。幾ら採用人数が例年の4倍に増えたところで、自分の無謀を責めたくなるくらい酷かった。

一応ホームページも見に行ったが、割とえげつない人数が受かっていたので、恐らく受験のタイミングが良かったのだとしか思えない。

 

手応えしか感じなかった試験の合格発表は、ひどかった。

自信があったはずなのに、公表時間の直前に吐いていた。

そのときと面白いほど真反対のことになり、私は訳がわからない。

 

あの日から、1週間近く経ったけれど、未だに私は雲の中を歩いているような気がする。