7ちゃんねるーふみねぇ支店

アラサーニートのよしなしごと

呟き125:映画を見る

 

古映画が好きです。

好きな映画は『ローマの休日』と『スタンドバイミー』。

学生時代は「午前十時の映画祭」という企画があり、学生だと名作を500円で見ることができたので、いろいろ見に行った。

 

札幌にいたころは、対象映画館が徒歩圏内だったこともあり、『ウェストサイド物語』とか、『風と共に去りぬ』、『ベン・ハー』、『ロミオとジュリエット』、『黄金狂時代』、『エデンの東』『七人の侍』などを見に行った記憶がある。結構いろいろ見たな。

 

仙台だと、利府のムービックスでしかやっていなかったので、そのために利府に2,3回行った。『スタンドバイミー』をもう一度見に行ったりとか、『王様と私』を見た気がする。

 

名古屋では一度だけ、『アメリ』を見に行った。

 

禁じられた遊び』『バックトゥザフューチャー』『キャリー』『太陽がいっぱい』『麗しのサブリナ』『ティファニーで朝食を(これ原作も読んだんだけどな)』とか、他にもいろいろ見たい映画があったけれど、結局見れずじまいだった。

 

一方、現在ロードショー中の映画は1,2年に一度くらいしか見ていない。

作品の評価が定まる前に2000円弱払うのはなあ、とつい思ってしまう。一食に2000円かけたりすることに躊躇がなくなった今も、誰かと遊んでいる選択肢のうちに映画が入ってくるのは非常に稀だ。というか、思い付きすらしないこともざらな気がする。

 

映画を見ることが無駄だとは思わない。

むしろ、映画に詳しい人はすごいよなあ、と思っている。

映画だって、文学を嗜むのと同じくらい評価されてもいいんじゃないか、とも思っている。

 

ただ、文学でもそうなのだが、私は物語をもつ作品に触れる際に「精神的充足感を得られるか」という視点で見る作品を選んでいる。

手っ取り早く作品を選ぶ指標として「発表されてから時間が経過し、名作として愛されているのか」ということを気にしてしまう。

また、本は図書館に行くなど、無料で触れられる術が多くあるのに対して、映画はサブスクで見るにせよ、どうしてもお金がかかる。

 

こんな感じで「映画好き」というにはあまりにも触れてきた映画が少なすぎる故、「どんなジャンルが好き?」と訊かれると結構困ってしまう。

「古映画」と単にいうと「えっ」と困った顔をされるが上で上げた通り、特にこのジャンルが、というものはない。

 

最後に映画を見たのは2年前だ。

連れ合いに合わせて見た映画は、少女漫画の実写化だった。

というか、最近の映画って結構長いんですね。

原作を知らないまま見に行ったのだが、「この展開でクライマックスかな」と想定したところからずるずる展開が続いて結構疲れてしまった。

恐らく、実写化などという映画は、ひいきの俳優や女優を見に行くためにあるんだろうな。

 

これから、2年ぶりに映画を見に行く。一人レイトショーだ。

映画をよく見ていた時期は、何も買わないでただ映画を見に行っていた。

どんなに大きいポップコーンを持ち込んでも、あっという間に食べきってわびしくなるからだ。

 

今日は、どうしようかな。コンセッションの売り上げが映画館の大事な収入というのはわかるけれど、高いんだよな。

 

結局私は、未だに学生時代の貧乏性をどこか引きずり続けている